個別相談やセミナー、サービス申込みの成果が伸び悩んでいる場合、多くの人は集客方法やセールス内容に目を向けがちです。
しかし、実際の現場で非常に多く見られる改善ポイントが、募集フォームの項目設計です。
「フォームまで来ているのに申し込みが完了しない」
その原因の多くは、入力ハードルの高さにあります。
本記事では、申し込み率を最大化するために最初に見直すべきフォーム項目設計の考え方を解説します。
フォームが“アンケート化”しているサイトは要注意
申し込み率が低いケースでよく見られるのが、以下のようなフォーム構成です。
- 名前
- メールアドレス
- 年齢
- 性別
- 居住地
- 職業・ビジネス内容
- 悩み・課題の詳細
一見すると丁寧なヒアリングに見えますが、実際には申し込みフォームではなく事前アンケートになっています。
この状態では、ユーザーの心理的負担が一気に高まります。
項目が多いほど申し込み率は確実に下がる
マーケティングの基本原則として、
👉 入力項目が増えるほどコンバージョン率は下がる
というデータは数多く存在します。
理由はシンプルです。
- 時間がかかる
- 面倒に感じる
- 途中で離脱する
特にスマホ利用者が多い場合、項目の多さは致命的です。
多項目フォームが有効になるケースもある
ここで重要なのは、すべてが悪いわけではないという点です。
以下のような目的が明確な場合は、あえて項目を増やす戦略も有効です。
✔ 冷やかし申込みを減らしたい
✔ 本気度の高い人だけを絞りたい
✔ 事前情報を詳細に取得したい
つまり、意図的にやっているなら問題なしです。
申し込み率を最大化したい場合の正解は「最小化」
一方で、
- とにかく申込み数を増やしたい
- 母数を確保したい
- 相談機会を最大化したい
この目的の場合、フォーム項目は極限まで減らす設計が効果的です。
場合によっては、
- 名前なし
- メールアドレスなし
- チェック項目のみ
という形でも成果は出ます。
情報回収は「分離設計」が最も効率的
よくある失敗が、
👉 すべてを一度のフォームで回収しようとすること
です。
成果が出やすい設計は以下の流れです。
① 申込みフォーム(最小項目)
・注意事項チェック
・参加同意のみ
・送信
② 予約システムで基本情報回収
・名前
・メールアドレス
・日程選択
③ 事前アンケートで詳細回収
・現状
・悩み
・ビジネス内容
この分離構造にすることで、
👉 申し込みハードルを下げつつ必要情報も確保できます。
なぜ分離設計が申込み率を伸ばすのか
ユーザー視点で見ると、
- 同じ情報を二度入力しなくて済む
- 最初の一歩が圧倒的に軽い
- 行動の流れが自然
になります。
これにより、
✔ 離脱率低下
✔ 申込み完了率向上
✔ ストレス軽減
が同時に実現します。
フォーム項目見直しをすべき人の選定条件
以下に当てはまる場合は、最優先で改善すべきです。
- フォーム離脱率が高い
- スマホ申込みが多い
- 項目が5個以上ある
- アンケート要素が混ざっている
一つでも該当すれば、改善効果が出やすい状態です。
まとめ|申込み率改善はフォーム設計から始まる
申し込みが増えない原因は、サービス内容ではなく入力ハードルであることが非常に多くあります。
✔ フォーム項目は最小化する
✔ 情報回収は段階分離する
✔ 目的に応じて項目数を設計する
これだけで成果が大きく改善するケースは珍しくありません。
まずは現在の募集フォームを見直してみてください。
改善余地はほぼ確実に存在します。
